【腎臓病】お父さんが救急搬送!原因は干し柿…私が栄養学を発信したい理由。

救急搬送…!干し柿で死にかける父

4年前、「お父さんが倒れて入院した!!」と電話がありました。

私のお父さんは、腎臓病と糖尿病を合併で患っており、食事制限をしている状態でした。

急いで病院に駆けつけて、「大丈夫!?」と声をかけると、

 

父「干し柿を10個たべちゃった☆(テヘペロ)」

 

…逆に刺したい…!!!!!!!

干し柿でお父さんが死ぬなんて、本当にもう父を許せないですよね。

死因(干し柿)

…笑えないって!!!!!!

(今は血液透析によって元気に暮らしています)

 

腎臓病と糖尿病のかけもち

お父さんは、小さい頃に腎臓病を一度発症していましたが、特に気にせず50代を迎えることができました。

もともと高血圧の家系ということ、さらにメタボぎみな体、鹿児島特有の「甘辛い」味の好み…

いろいろな要因が重なり、糖尿病と腎臓病を軽度に発症したのが6年前のこの頃です。

腎臓は、尿のろ過をする臓器。

特に、カリウムは健康な人ならたくさん摂っても腎臓でろ過できるのですが、腎臓に病気を抱えているとろ過ができなくなってしまいます。

干し柿に入っているカリウムが急に血中に増えてしまい、不整脈が起こったことで倒れたんですね。

 

父:食べれるもの「なにもない事件勃発」

腎臓は、基本的に治療をしても「よくなる!」ものではなく、

負担がかからないように大切に使うことで、できるだけ悪化を防ぐ治療になります。

主に、「たんぱく質、カリウム、塩」を控えることになりますが…

たんぱく質:肉、魚を減らす

カリウム:野菜、果物を減らす(→水に溶けるので、ゆでる・水につければOK)

塩:塩分が減るので、味が薄くなる

 

つまり、肉・魚・野菜・果物・塩が満足に食べれなくなったわけです。

鹿児島の濃い味付けに慣れていて果物好きの父には相当辛かったことだろうと思います。

 

「食べるな」って言う母、「全部食べる!」って言う父

糖尿病・腎臓病を患うと、まんべんなく少しずつ食べるのは良いのですが、

ほとんどの食べ物が十分に食べれなくなります。

特に父は、バイキングでは好きなものを皿にいっぱいとるタイプ。

いままでの食生活から一変、口にするものを一つ一つ気にしないといけない身体になったことで…

 

母「もう食うな!」父「うるさい!全部食べる!」…結果:父、隠れて食べる(最悪)

母は父を気遣って注意するのですが、

今まで半世紀その生活で生きてきた父も、簡単には生活スタイルを変えられません。

母「もう食べるのをやめんね(やめなさい)!こっちの料理を食べなさい!」

父「やぜろし(うるさい)!このくらいはいいんだが!」

これがエスカレートした結果、父は嫌いなものは断固として食べず、母は代わりの料理を作ることも諦め…

母「もう食いなさんな(食べるな)!」

父「…」(隠れて食べる)

という最悪の事態に陥ります…。

 

栄養学を勉強してみるも挫折…勝手に健康プロジェクト発足

父も母も、どちらもかわいそうでした。

父は、好きなものを極端に我慢しなければならず、母は、一生懸命カリウムを気にした料理をつくっても食べてくれません。

結果、母は全部「多い!」「食べるな!」と注意し、父は自暴自棄になって全部食べる!と言うのです。。。

-お母さんに食べていいものをまとめてあげよう、と思うも挫折

カリウムは、水溶性の物質です。

なので、野菜をゆでこぼしたり、水につけることで少なくすることはできます。

母は、野菜をゆでたり水につけたりはしますが、

どれくらい減っているかもわからないし、今までの食事と同じものを父が食べると心配をして「やめなさい!」と言っていました。

母も父も安心して食べることができる食品や量が分かればいいのかな、と思い勉強しはじめました。

幸い、大学では生物資源化学科で、栄養学も勉強していたため、簡単にまとめれるのではないかと思いました。

 

50代から始めるにはとても難しすぎる栄養学

しかし!!!!!!

そもそも安心して食べれるものなど、父にはなかったのです。

気にするのは、たんぱく質、カリウム、塩分。

肉、魚、野菜、果物、塩…を「適量」なら食べていい。

この「適量」が難しく、特にカリウムはほとんどの食品に入っていながら調理法によって量が変わるので、

「どれくらいがOKなのか」

という明確なものは、野菜のgから計算するか、一つ一つのレシピを見るほか無かったのです。

私には、「カリウムが多い食品をランキング順に書き出して冷蔵庫に貼る」ことしかできませんでした。

当時、インターネットが使えなかった父と母には、それでも喜ばれましたが「これくらいしかできなくてごめん」と思っていました。

 

勝手に健康プロジェクト「やらねばならぬノート」発足!

母に伝えられるよう、栄養学を勉強しようと思ったとき、こんなに難しいんだ…と痛感。

当時大学3年生だった私は、2014年健康プロジェクト「やらねばならぬノート」を発足します。

このノートに、自分が勉強したことや栄養学について思ったことをまとめていました。

父の食事制限を調べたときに思った感想が、今見返すと意外と面白いな、と思います。

・野菜〇gあたりカリウム〇mg…と言われても分からなくない?

・健康でいるときに病気を意識しないけど、いざ病気になったときに食生活は変えにくいんだなぁ

・でも、いざ病気になったときにようやく栄養学が登場するって遅くない

・柿はカリウムが多い、とか一つ一つ覚えるのが栄養学なのかな?暗記なの

・「トマトはリコピンが豊富!こんな機能があるから食べようね!」とTVで言うとトマトが売れたりするけど、トマト食べればいいってわけじゃないじゃん

など、思ったことを書いていました。

もっと勉強がしたく、健康食品会社入社→開発者に

結局、一般家庭に栄養学を取り入れるにはなにがいいのかな、と思うようになりました。

私のお父さんやお母さんは、毎日料理につかった野菜のg数を入力して、バランスをとって…できないでしょう。

病院食は、とっても考えられているけど、一般家庭ではそれができない

そこで、いつもの食事の内容が分かれば、

「毎日一品足したり、健康食品を毎日取り入れること」で何か改善できるのでは、と思い健康食品に興味を持ちます。

 

健康食品の開発…健康食品が好きにも嫌いにもなりました。

結論から言うと、健康食品の原料が大好きです!

実際に、お父さんの体にも良かったかも、おばあちゃんが認知症になる前にこれを教えてあげれれば、と思う原料がたくさんありました。

ただ、難しいのが「薬事法」。

食品はあくまで食品なので、お薬ではありません。食品に「効果がある」といったら一発アウトなんです。

100%良くなるという実証がないですし、栄養を摂ることはあくまで健康の維持や増進が目的。

食事で不健康になったり健康になったりするのが栄養学なのに…

せっかく体に良い!と自信を持って言える原料があっても「効果がある」と言えないんです。

(機能性表示食品は、別枠です!機能性表示食品についてはこちら

 

「効果がある商品」「効果がない商品」も同じ土俵

効果がある商品・効果がない商品のどちらも、「効果がある」とは言えないんです。

どれだけデータがしっかりしてても、たくさんの情報があっても、「効果がある」とは言えないんです。

そうなったら、高い原料費を使って「本当に体にいいもの」を作っても、見分けがつかないですよね。

どうなるかというと…健康食品に対して「うさんくさい」と思う方が多いように、

中身がない商品の中身があるように見せることもできる

のが悲しいところです。

一方、

本当に好きだ!と思える、ほれ込んだ原料にたくさん出会えたので、開発者として健康食品を好きになることができました。

 

目標は、魔女の宅急便のお母さん。誰かの助けになりますように

子供のころから大好きなのが、魔女の宅急便でお母さんがお薬を調合するシーン。

ハーブに囲まれた緑がいっぱいのお部屋で、エプロンをつけて、いろいろな薬草を混ぜて、魔法をかける

私のリウマチには、あなたの薬が一番効くわ」とおばあちゃんが言って、少し照れたように笑うお母さんが印象的で…

私が発信することで、誰かが助かって、それが仕事になれば一番うれしいことだなと思っています。

食品でできることは、あくまで予防。

病気になってしまったら、お医者様にかかるしかありません。

 

もし、10年前に私が食生活で身体が変わることを知っていれば、

腎臓が少し悪いお父さんに教えてあげられていたかもしれない

おじいちゃんが糖尿病にならないで済んだかもしれない

認知症になってしまって、私の思い出を忘れてしまったおばあちゃんの助けになったかもしれない

「私の健康には、あなたの教えてくれたことが役に立ったわ」

と思ってもらえる情報をお伝えすることで、誰かの助けになることを祈って…鹿児島から発信します!

大好きな誰かのために、伝えたくなる情報発信を目指して!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA